1993年 TR-01


1994年 TR-02


1996年 TRY


1999年 TYR


2002年 TYR-TV


2002年 TRA


2002年 TRZ


2007年 TRV



2011年 TRZ
1992年 TR開発スタート
この年、「01-M」を完成させたオーエックスは、日常車のみならずスポーツ用車いすの開発に着手した。その先駆けとなったテニス用車いすが「TR」だ。


1993年 TR-01発売
異形アクスルブラケット、可変キャンバーシステムなど、独創の機能を装備したオーエックス初のテニス用車いす。


1994年 TR-02発売
国内初の3輪型となるTR-02を発売。多彩な調整機構と運動性能の高さで、国内トップシェアを誇ったまさに「名機」。


1996年 TR/R,TR/S,TRY発売
世界初の折りたたみ式リアキャスターを装備したTR/R、リアキャスター無しのTR/S、そして、サポート選手も使用するモデルでリアキャスター装備の固定車TRYの3タイプを発売。


1996年 アトランタ大会
「Team OX」の選手が出場、TRが世界デビュー。


1999年 TYR発売
これまでのパイプから、世界初となる中空プレスフレーム「Yボックスフレーム」を採用し、フレームワークの変更、材質改善などで高剛性を実現。また、調整機構の充実により、プレースタイルや身体の状態に合わせたポジショニングが可能なモデルとして発売された。


1999年 斎田選手入社
当時、世界ランク10位の斎田選手がオーエックスに入社。世界を転戦しながら、開発も手がけることになる。


2000年 シドニー大会
「Team OX」の3選手が出場。斎田選手がベスト8に。


2002年 TYR-TV発売
時代の流れと共に、プレースタイルは変化し、TRもそれに敏感に対応してきた。TYR-TVでは、ハイポジション化や、メインフレームのロングノーズ化、材質改善などで、モジュラー式3輪型テニス車の至高となった。


2002年 TRA,TRZ発売
主流であった3輪型から、より安定性の高い4輪へ。4輪にすることで起こる課題として、軽量化と旋回性の向上が求められた。そして、オーエックスのこだわりでもある「調整機構」の充実。それらの課題を克服して生まれたのが、この2機種だ。
角型中空プレスフレームにより、高い剛性を確保。ショートノーズ化とダブルアームの採用で安定性と旋回性の両立を実現した。そして、多彩な調整機構を備えたモジュラータイプのTRAと、軽量化と堅牢さを極めたフルリジッドタイプのTRZ、それぞれのモデルに個性を持たせることで、初心者からエキスパートまで、身体能力やプレースタイルに応じたセッティングが可能となった。


2002年 斎田選手ダブルス世界ランキング1位に
「Team OX」の斎田選手が、2002年ダブルス世界ランク1位になる。続き、2003年には日本人初のシングルス3位に。


2004年 アテネ大会

「Team OX」の斎田選手・国枝選手のペアが、ダブルスで金メダルを獲得。



2006年 ウィンブルドンマスターズシリーズ優勝
「Team OX」の斎田選手・国枝選手のペアが、ウィンブルドン(ロンドン)で行われたNECツアーマスターズシリーズで優勝。


2006年 国枝選手がシングルス世界ランキング1位に

「Team OX」の国枝選手が、国際車いすテニス連盟の2006年世界ランキングで、日本人では初となるランキング1位に登りつめる。また、斎田選手も4位にランクインした。



2007年 ニュータイプ開発スタート
「次世代のテニスモデル」をテーマに開発がスタート。フレーム構造を見直すなどし、オーエックスの得意とする調整機構を保持しながら、さらなる軽量化を目指す。



2007年 TRV発売
選手の声を取り入れた開発により、「軽量」と「剛性」のバランスを追求したTRVが誕生。


2007年 国枝選手が年間グランドスラム達成
「Team OX」の国枝選手が、テニス史上、日本人としては初となる年間グランドスラムを達成した。(オーストラリア、ジャパン、イギリス、アメリカの四大大会)


2008年 北京大会

国枝選手がシングルスで金メダルを獲得、ダブルスでも国枝・斎田ペアで銅メダルを獲得した。両選手は2大会連続でメダル獲得、国枝選手は単複でメダルを獲得した。



2011年 TRZをモデルチェンジ

各部をブラッシュアップし、軽量化を実現した。加えてGパイプを選択可能とすることで、更なる軽量化を実現した。



2012年 ロンドン大会

国枝選手がシングルスで金メダルを獲得し史上初の2連覇を達成。



2013年 日本人女子初スーパーシリーズを
達成。

開発スタートのきっかけとなったのは「ユーザーからの声」だった。あるテニスプレーヤーの希望によって作られた一台のテニス車。その車いすがゲームに出ると、それを見た選手たちから製造を期待する声があがり、そこからTR開発が始まったのだ。
それは「スタイリッシュで高性能」という、オーエックス製品の基本がスポーツの世界で認められたということでもあった。スポーツ車開発の使命である基本性能の向上と選手への適合、この二つを追求して行くことがエンジニアの技術を高め、そしてその技術と知識は日常使用するモデルへとフィードバックされていった。
今日ある、日常用モデルの性能は、スポーツの世界で磨かれたと言っても過言ではないのである。

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